制服づくりへの思いと
お客様との出会いを紡いできた
これまでの歩み。
会社沿革
1948年の創業からこれまで、私たちには多くの出会いがありました。
その中で育み、培ってきた成長のヒストリーを年代別にダイジェストでご紹介します。
FIRST PERIOD
創業期
1950
年代
戦後の混乱期を生き抜くために
1948年(昭和23年)創業、1950年(昭和25年)11月に株式会社丸幸商店を設立。ミシン10台、火鉢、そろばん1つから始まったと言います。川越、志木、飯能、入間、所沢、都下、比企郡にある小売店との取引を行い、戦後の混乱期を乗り越えます。深刻な物資不足で、品物があればなんでも売れた時代でした。
行田市のイサミ足袋の拡販の招待旅行
第1回ナイロン学生服販売業者 全国大会
SECOND PERIOD
成長期
1960
年代前半
街にもファッションが根付きだす
正月や運動会など、イベントに合わせて衣類を新調するように。この頃に入ると、丸幸は埼玉西部地域を中心に約100件の取引先があり、裁縫部門ではブラウスを中心に生産を行なっていました。1962年(昭和37年)には、坂戸市中富町に新事務所を改築します。
春物、秋冬物展示会で受注し、温泉招待
ダットサンのホロ付きトラックと清水夫人
昭和37年 新事務所改築(中富町)
ライトバンと、新事務所の工事中
THIRD PERIOD
拡大期
1960
年代後半
丸幸で初めて学生服を販売
1966年(昭和41年)、丸幸では吉見町立吉見中学校に初めて制服を販売します。その翌年には、埼玉県で開催された国民体育大会(国体)の大会ロゴマークの版権を獲得。体操服の販売をスタートします。各地域に衣料品組合が設立したのもこの頃。丸幸の取引先数も約200件に増加します。流通もトラック輸送が中心の時代となり、ホロ付きトラックを7台に増強。事務所内にも最新の和文タイプライターと印刷用の輪転機導入しました。
1970
年代
学校の新設ラッシュによる飛躍
1970年代(昭和50年代)に入ると、コンビニエンスストアが街のあちこちに出現。人口も急増し、小学校、中学校、高等学校は新設ラッシュが起こります。丸幸では独自の学生服ブランド「MARUKOOブランド」を立ち上げ、機能性素材や制服のブレザー化を積極的に進めていきます。取引先件数は約450件になり、1976年(昭和51年)にはイトーヨーカ堂坂戸店にインショップ出店。事務所にはコピー機、ワープロ、オフコン、自動結束機が導入されました。
展示会開催
東レのマシンエース
機能素材の体操服の展示会開催
自社ブランドで特許申請したブルマーと半トレー
FOURTH PERIOD
進展期
1980
年代後半〜
2000
年代前半
少子化と人口減と規制緩和による自由化
少子化による生徒減で、丸幸の売上は減少傾向に。規制緩和による自由化の波も押し寄せ、制服や体操服は全国共通の定番型から学校別注品へと変化していきます。そんな中、丸幸では通信事業部、ユニフォーム事業部の新設し、新たなビジネスモデルを模索します。2000年(平成12年)にコンピューターを富士通に入れ替え。菅公学生服の前身である尾崎商事のシステムを導入し、オンライン発注を開始。また、スクール販売事業も埼玉県全域に拡大し、新たな需要の掘り起こしを活発化します。
CIによる新ロゴマーク
筑波大の農地へ新社屋工事中
1987年 新社屋落成(千代田)
1988年 埼玉博覧会へ出店
FIFTH PERIOD
革新期
2000
年代後半〜
2010
年代
自社企画商品の積極的な開発・販売
2008年(平成20年)、丸幸独自の商品管理システムを開発・導入。自社企画商品も積極的に開発し、ソニックシティ(大宮市)にて中高一貫オリジナル制服の展示会を開催します。
その後、2014年(平成26年)に多頭式刺繍機を導入、その後にはプリントルームも新設。さらにシューズやバッグなどの専門商品の取り扱いも強化し、時代のニーズに合わせたスクール関連商品の研究・開発を行います。
2016年(平成28年)には、ウェスタ川越にて最新制服・体操服の大規模展示会を開催。
2008年展示会 小中高一貫校の提案(小学校)
2008年展示会 小中高一貫校の提案(中・高)
入出庫システムの導入
昇華プリンタの導入
2016年6月 ウエスタ川越にて展示会
2016年6月 ウエスタ川越にて展示会
SIXTH PERIOD
現在
2020
年代
新たな時代の幕開け
2019年(令和元年)8月、菅公学生服グループに株式会社丸幸を譲渡し、新たな組織体制がスタート。設立70周年記念式典も華々しく開催します。2020年(令和2年)、世界的な新型コロナウイルスの流行により、感染症対策やテレワークを実施。非接触の流れに伴い、制服・体操服の採寸方法も多様化していきます。社内では、組織行動の強化と業務のマニュアル化、目標による管理(MBO)の浸透と面談、会議改革などを行い、社員同士のコミュニケーションを強化していきます。2022年(令和4年)、グループ独自の物流システム(FBK システム)を導入し、本社屋向かいにカンコーショップ坂戸をオープン。ホームページもリニューアルし、これまで以上にお客様とのコミュニケーションを大切にした経営を目指す。
2022年 カンコーショップ坂戸開店
FBKシステムの導入
2023年 館林ロジセンターが始動
会社沿革
HISTORY
昭和23年(1948年) | 株式会社丸幸商店 創業 |
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昭和25年(1950年) | 株式会社丸幸商店設立登記 資本金50万円 社長 清水貞二 |
昭和28年(1954年) | 資本金 110万円に増資 |
昭和28年(1954年) | 資本金 300万円に増資 |
昭和44年(1969年) | 資本金 600万円に増資 |
昭和56年(1981年) | 株式会社丸幸に商号変更 |
昭和61年(1986年) | IBMコンピューター(販売システム)導入 |
昭和62年(1987年) | 千代田工業団地に新社屋(事務所棟・倉庫棟)完成 / 自動倉庫完成 |
平成4年(1992年) | 清水純一 社長就任 |
平成7年(1995年) | 資本金 1,000万円に増資 |
平成11年(1998年) | 販売・物流システムを導入 |
平成13年(1998年) | 資本金 1,100万円に増資 |
平成15年(2000年) | 倉庫棟増築工事完成 |
平成21年(2006年) | 販売・物流・管理システムを再構築 |
平成28年(2013年) | 刺繍ミシン導入 |
平成29年(2014年) | ファクトリー増設(プリントルーム) |
令和元年(2019年) | 清水純一 会長就任 大澤俊幸 社長就任 設立70周年記念式典開催 |
令和2年(2020年) | テレワーク在宅勤務の実現のため「FortiClient」の導入 グループウェアWaWaOffice全社導入 |
令和4年(2022年) | FBKシステム導入 ECショップ開設 カンコーショップ坂戸 オープン |
令和5年(2023年) | 館林ロジセンターが始動 |